やまのひつじが書きますよ。

内にあるものを外へ。ただそれだけ、ただそれだけ。

occupy

早起きを心がけるようにはしてるけど、冬は正直布団から出るのがおっくうになる。

だけれど、布団の中でわいて来た言葉を残したくて机に向かう。

 

6時半だけれど外はまだ暗い。今日はどんな一日になるのか。お湯を沸かして白湯を飲む。

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前回、2月の半ばから旅に出る(あたらしい、あたりまえ。)と書いたけど、その“旅”について。

 

過去の海外渡航歴は一度しかなく(韓国へのほぼ自由時間なパッケージツアー)、ワクチン入れたくないから各種予防接種もせず、英語だってろくに話せないけど、それでも大きな不安はない。(もちろん未知なわけだから、小さな心配はたくさんある)

 

 

それはなんでだろうと考えてみた。楽天家だから?それもあるかもしれない。でも一番大きいのは、『自分の思うようにうまくいくわけがないと思ってる』からなんじゃないかと。

 

 

「ぜっっったい良い旅にする!」とか、「今後に役立つ経験をたくさん持ち帰る!!」とか思わない。期待や求めるものが大きいと、その分叶わなかった時の落胆はでかい。だから、求めすぎず、欲張らず。ゆるゆるとしながらも、時には直感を信じて大胆に動いていきたいな。

 

 

これまで国内の旅でも、ほんとうに最初の頃は限られた時間の中でいかに効率よく楽しい時が過ごせるかって行動してた事もあった。でもそれだと、バスや電車がうまく通っていなかったり、観たいところが混んでいたり、ちょっとした空き時間でもイライラしちゃう自分がいたなー。

 

 

今振り返るととっても窮屈。一人旅って、予期しない出来事にさっと進めるその『余白』が楽しいのに、すべて自分で埋めちゃってもう何も入ってこれない状態にしちゃってた。決めすぎず、軸を持って流れて行けば楽しい出逢いも増えていった。

 

 

地元の人や旅人といきなりバーベキューすることになったり。18切符で電車の旅してたのに、いきなり降りてヒッチハイクしてみたり。ゲストハウスにて、写真を撮りに出かけるつもりが声をかけてくれたフィンランド人と3時間夢中でしゃべったり。

 

 

余白をつくれるようになってからは、そこでの出逢いや経験が色をつけてくれた。今回はどんな色になるかな。楽しみだ。

 

いろんな“はじめて”に遭遇したときの、“自分”もまた楽しみである。

 

 

余白を楽しめ!!