やまのひつじが書きますよ。

内にあるものを外へ。ただそれだけ、ただそれだけ。

イマココ

旅を終えてもうすぐ2週間。

今思うことをかんたんに。

外に出たら刺激に溢れているはずの旅もすぐ日常になったし、

帰ってきたら旅に行ってたことなんて忘れたかのように日本が日常になった。

でもこの1ヶ月、見て、触れて、感じて、考えて、動いた経験はどんな日常の中でも変わらずここにある。

経験、それがすべてだと思った。

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この子たちのためにも“地球を地球のまま残す”

そんな暮らし方を目指し、淡々と進んでいきたい。

スヴィリエン その3

《26日の続き》

夕方ステイ先に連れてきてもらった。
ご飯を作ってくれて、寝る部屋には蚊帳をつってくれた。
床は竹がはってあって、下が見える。
あれー、こんな光景どっかで見たことあるなーと…。
まさにウルルンの世界。
若かりし頃の山本太郎氏も出演してたと思う。
これで一歩近づけたか(笑)
夜は近くで結婚式をやっていて、その爆音でなかなか寝付けず…。
不思議な感じの夜でした。

朝も早くから目が覚める。
なぜかって、コケコッコーですよ。
クックドゥードゥルドゥーですよ。
もちろん現実なんだけど、なんだか不思議で笑っちゃいました。

《27日》
この日はちょうどファームのスタッフの、月に一度の農場視察の日で一緒に参加させてもらった。
英語が全部理解できたわけじゃないけど、今の現状を少し知ることに。
午後からは昼寝をしたり、本を読んだりステイ先でまったり。
そうそう、ここのうちは豚以外は動物なんでもいて、水牛、犬、あひる、にわとり、ねこ。
こうやって動物に囲まれて生活してみると、人間もその一部だよなーというのがダイレクトに伝わってきます。
神様気取りしてたらいかん。
水牛とかめっちゃでかいのにすぐそこにいます!!
それらの糞尿をバイオガスにして、煮炊きをしていた。
水牛(クロバイ)の糞なんてめっちゃでかいの!!
循環してます。
すばらしきこと。

スヴィリエン その2

つづいて2日目

《25日》
朝から日本のスタッフの方々と農村へ聞き取りに行く。そこの畑はジャンボタニシと砂糖で自然農薬を作っていた。



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事務所に戻ってからは集荷の様子やパッケージングの様子を見せてもらったけど、体調があんまり優れず午後からはずっと休んでました。
あっでも、現地の女子高生と折り紙を交えながらの即席日本語教室もやった!!
そんな一日。


《26日》
朝からファームへ。ここのファームは日本のNPO団体の支援も入って、パーマカルチャーを取り入れ約10年の歴史がある。
いやー、多様性が素晴らしい。バナナ、マンゴーなどの果物類から、きゅうりなどのウリ科、レタスなんかの葉物、さとうきび、米、書ききれないほどたくさんの緑があふれてた。
カンボジアでパーマカルチャーってことばを聞くとは思わなかったし、パーマカルチャーの農場自体も初めて見た。
作業の内容と言えば、この時期は乾期なのでほとんど水やり。
井戸からせっせと水を汲む。
でも何が良かったってハンモックに揺られながらの休憩。
風邪がめっちゃ心地いいんですねー。

あっ、肝心のパーマカルチャーとはですね。以下をご参照ください!!

http://www.ultraman.gr.jp/perma/howpermacultre.htm

そして夕方にはホームステイ先へと向かったのでした。

スヴィリエン その1

プノンペンに住む後輩に日本の協力隊の方につなげてもらって、ベトナム国境近くのスヴィリエン州というところで、5日ほど過ごしてきました。

《24日》
プノンペンからバスに乗り込み、いざスヴィリエンへ!!バスだと三時間くらい。
途中川を渡るのに車ごとフェリーにのる。ちょうど尾道向島に渡るあの感じに似てた。
しかし、近く橋が完成するようで、このフェリーもなくなってしまうとのこと。
船で働く人には保証はあるけど、対岸の町でお店をやっている人には何も保証はないそう。
確かに便利になるとは思うけど、どこかに必ずしわ寄せが。このフェリー乗り場の光景が見られなくなるのも、なんだかさみしい。

スヴィリエンに着いてまず向かったのはラチャナという工房。ここはお母さんたちが家事や育児をしながら働いている場所。
主にクロマーっていうカンボジアの生地で小物類を作っている。どれもかわいくていくつかお土産に購入。
この日は実際に作ってる様子は見れなかったけど、そのうちの一人のお母さんに会えた。
やっぱり作ってる人の顔を見てモノが買えるのは素敵なこと。



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で、次に向かったのは結婚式。
そう結婚式。知らない人の結婚式に外国人がいきなり行くなんてびっくりですよね。
でも、行ってわかった。みんな楽しそうだからなんでもありだって 笑
招待客はなんと300人。多いものだと1000人規模になるらしくちょっとしたお祭り。
食べて、飲んで、踊るのがカンボジアの定番。娯楽が少ないからみんなオシャレや踊るのを楽しみに来てるんだって!
日本の結婚式だとお行儀よく座ってなきゃいけないけど、こちらは参加型で楽しめた(^^)
そして、一番驚いたのはバカでかいサウンドシステムが組んであって、レゲエの現場ですか??みたいな音出してた。

帰りは青年がバイクにのせてくれて帰宅。夜風が気持ち良くて、上を見上げれば一面の星。
自分が自分じゃないような、どっかに行ってしまうようなそんな感覚。
ワスレラレナイ。

クラタペッパー

中世から、60年代まで「世界一おいしい」と言われていたカンボジアの胡椒。しかし、内戦により生産量は激減。その胡椒をもう一度「世界一」と呼ばれるよう古の時代よりカンボジアの農家に先祖代々伝わる自然農薬、自然肥料を使った、伝統的な農法にこだわり、1997年よりカルダモン山脈の麓で現地の人とともに栽培している。

そんなクラタペッパーの農場ツアーに22日に参加してきた。

コショーってこうやって実るんだ!!その高さ約5メートル。

ここまで伸びるのに10数年。

一つ一つを手摘みして、天日で乾燥。
もちろん無農薬だから生胡椒をその場でパクパク食べることもできた。

異国の地で活躍する倉田さん。

globe.asahi.com/breakthrough/2015012900002.html


www.ekokoro.jp/world/interview/016_kurata/


国が違っても、言葉が違っても、文化が違っても、自分の好きなこと、得意なことで、輝く。

みんながそれぞれの場所で輝けますように。

俺も島根で、田舎の知恵をじーちゃん、ばーちゃんからたくさん教わるぞ。


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My life is mine.

カンボジア、日本と比べておいおいと思うことはキリないくらいある。 歩道で寝る、道端で食材の下ごしらえする、あってないような交通ルール。 何でもありで、みんなオープン。 日本みたいにこれしたら他の人にどう思われるんだろう?? そんなこと思ってる人は少ないかもしれない。 自分を大切にできないことを続けて、みんなに好かれる必要はない。 

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