やまのひつじが書きますよ。

内にあるものを外へ。ただそれだけ、ただそれだけ。

本屋に行けば…

本屋に行けば、自分の頭の中がなんとなくわかる。

 

「あぁこんなことに興味があるのかー」とか、「おっ、意外とそっちにも関心あるのね」

 

という具合である。

今日なんかはタイトルだけ(『伝えることと伝わること』だったかな?)で手を伸ばした本の著者が“中井久夫”でハッとした。

 

 

まぁ何が言いたいかといえば、“目的がなくても本屋をのぞくことはとってもいいことですよ”ということ。

 

 

 

先日はこんな記事を目にしたんだけど、こんなのを見ると俺も小商い的に本屋さんやりたいとか思っちゃう。


Yahoo!ニュース - <書店空白>新刊買えない332市町村 1日1店消滅の割合 (毎日新聞)

 

 

本屋がなくてもAmazonで宅配とかKindleみたいな電子書籍っていう方法もあるけど、めくって選ぶ楽しみはかえがたいものです。

 

 

 

今日の出会い
 
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一冊目は、三宅洋平氏も2014年最重要読本と推薦するこちら。


『日本はなぜ、「原発」と「基地」を止められないのか』 書評|三宅洋平 (仮)ALBATRUS オフィシャルブログ「三宅日記」Powered by Ameba

 

矢部宏治 日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか

 

 

 

これから読むけど、きっとアメリカとどう付き合ってきたのかが焦点になっていそう。

 

 

 

それから二冊目。

アン・モロウ・リンドバーグ 『海からの贈物』

 

海からの贈物 (新潮文庫)

海からの贈物 (新潮文庫)

 

 

 

女はいつも自分をこぼしている。そして、子供、男、また社会を養うために与え続けるのが女の役目であるならば、女はどうすれば満たされるのだろうか。い心地よさそうな掌に納まり、美しい螺旋を描く、この小さなつめた貝が答えてくれる。

有名飛行家の妻として、そして自らも女性飛行家の草分けとして活躍した著者が、離島に滞在し、女の幸せについて考える。現代女性必読の書。

 

 

人との出会いもそうだけど、本との出会いもまた素敵。

著者がそうさせるのか、訳者がそうさせるのかはわからないけど、すっと入ってくる文章には向き合ってみる価値あり。

現代女性必読なんてかかれてるけど、そこをあえて?だからこそ?読むのもまたおもしろい。

 

 

いい夜をむかえられそうです。